手を拭くことは手洗いや消毒と同じくらい重要?!手を拭くことの3つの理由
『ハンドジェットの電源が切られてる!』
『タオルを持ってくるの忘れちゃった!』
とついつい濡れた手をそのままにしたり、パッパッと払ってすませていませんか?
手を洗った後に手を拭くことは手を洗うのと同じくらい大切なことを知っていましたか?
今回は手を拭くことの重要性について解説します。
手を拭くことが重要である理由
手を拭くことは手を洗うことや手をアルコール消毒するのと同じくらい大切です。
手を拭くことが重要である理由を3つ紹介します。
アルコールの濃度が薄まるのを防ぐことができる
手を洗ったそのままの流れで手をアルコール消毒することがありますよね。
しかし手を洗った後の水気が手に残ったままアルコール消毒をしてしまうと、手の水分でアルコールの濃度が薄まってしまう場合があります。
せっかく効果のある濃度のアルコールを使っていても勿体ないですよ。
手に存在するウイルスを拭きとることができる
手を洗った後でも手の菌が完全に取り除かれているとは限りません。
手を拭くことで手に残った菌を拭きとることができます。
また石けんでは落とせない菌やアルコールの効果のない菌が付いているなんてことも。。。
そのような場合でも手を拭くことで拭き取ることできるので、その菌を取り除くことが可能です。
手荒れの防止になる
手を拭くことは手荒れの防止に繋がります。
手を濡らしたままにすると、水分が蒸発する時に皮膚の水分も一緒に蒸発してしまいます。
そうすることで手がどんどん乾燥していき手が荒れてしまうのです。
手荒れはキレイな手でなくしてしまうだけでなく、手荒れは菌の繁殖にも繋がります。
※手荒れが感染リスクを上げてしまう原因について詳しくはこちら
手は何で拭くのがいい?
手を拭く時に一番オススメなのはペーパータオルです。
布のタオルはタオルそのもの自体に菌が繁殖しやすい
せっかく手を洗ったのにタオルに付いてしまった菌を再び手に付けることになってしまいます。
でも外出先でペーパータオルを備え付けていないところなんかもありますよね。
そんな時のためにタオルを2枚持ち歩いておくと安心です。
ハンカチより布タオルの方が水分を吸収しやすいのでオススメです。
手を拭くことの重要性が分かりましたか?
手洗いとアルコール消毒だけでなく、手を拭くことも感染症予防にとっても重要です。
手を洗って、手をしっかり拭いて、アルコール消毒までを徹底して行いましょう。