次亜塩素酸水って?正しい使い方とは?|除菌以外の嬉しい2つの効果

『次亜塩素酸水ってよく店先に置いてあるけど一体何?』

『アルコールの代わりになるの?』

など次亜塩素酸水が急に身近になってもよくわからないまま使用してませんか?

今回は次亜塩素酸水について解説します。

次亜塩素酸水とは?

次亜塩素酸水は厚生労働省で

『殺菌料の一種であり、塩酸又は食塩水を電解することにより得られる

次亜塩素酸を主成分とする水溶液。』と定義されています。

次亜塩素酸水は弱酸性の性質を持ちます。

人の皮膚はpH4.5~6.0の弱酸性になっています。

よって次亜塩素酸水は人の皮膚にダメージを与えにくい液体になっています。

次亜塩素酸水の殺菌作用

次亜塩素酸水は殺菌効果が非常に高いです。

次亜塩素酸のpHが中性付近で殺菌効果が一番高くなるためです。

酸化力が大きな鍵となっています。

殺菌効果は菌の細胞の脂質やタンパク質などを酸化することによって

破壊したり損傷させたりする事で起こります。

哺乳瓶の殺菌や野菜の殺菌に用いられることが多いです。

次亜塩素酸水の利点

次亜塩素酸水は金属などを腐食する(周囲の環境を溶かしたり、サビさせたりすること)

リスクが低いため水による二度洗いや二度拭き不要です。

なのでしっかり清掃を行えば後は楽々除菌できます。

殺菌効果以外の2つの嬉しい効果

アレルギー物質の除去

次亜塩素酸水は菌だけでなく、アレルギー物質も除去してくれます。

ダニや花粉にも効果を示します。

花粉などがついた衣類に吹きかけることで効果を示します。

室内に噴霧するのも効果的です。

消臭効果

次亜塩素酸水は消臭効果も高くなっています。

生乾き臭やトイレのアンモニア臭、

靴下の匂いなどあらゆる匂いに効果があります。

匂いの気になる部分に吹きかけたり、空間に吹きかけることで効果を発揮します。

次亜塩素酸水の弱点

次亜塩素酸水は安定性が不安定です。

日光や温度の影響を受けやすいので保管に気をつけて配る必要があります。

特に自分で作成した場合は特に早めに使う必要があります。

また汚れと反応すると水になる性質があります。

つまり、汚れがあると殺菌力を発揮する前に水になってしまうということです。

せっかく水ではなく次亜塩素酸水を用いて清掃したのに、

水を用いたのと同じ効力になってしまうということです。

非常に勿体無いですね。

使用前は必ず掃除を念入りに行ってからにしましょう。

次亜塩素酸水について理解は深まりましたか?

消毒以外にも嬉しい効果が沢山あります。

次亜塩素酸水を是非有効活用しましょう。

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